ものづくり大論

表紙のそっけなさとは裏腹に、とても分り易く過去から未来までのものづくりについて解説してある。
★★★★★
福田収一 2006

人間がモノづくりを始めた起源から現代にいたるまでのモノづくりを歴史から思想までとても分り易く解説している。

タイトルがものづくり大論と書いてあるので製造業についてのみの解説書のように思ってしまうが、サービス産業や人間の精神にまで話は広がる。

内容の価値がタイトルや表紙のデザインに表現されていないのがもったいないような気がする。

商品であってもサービスであっても価値を創造するということは大きく言えばものづくりであり、人間の精神とは切り離せないということなのであろう。

この本は心理学的視点からものづくりを解説した特異な本である。

 

<Amazon 商品の説明>
今後は、単なる技術の先端化では企業を永続させるイノベーションの実現はむずかしいこと等を指摘し、従来、経営者の仕事であったマーケット作りは、技術者が主導権を握るべきであり、製品開発以上にマーケット創造が技術者にとって重要となることを述べる。 ; 経営者の仕事であったマーケットづくりは、今後、技術者が主導権を握るべきであり、製品開発以上にマーケット創造が技術者にとって重要となることを力説する、野心的ものづくり論。
企業のイノベーションが大きな話題となっている。とくに最近はオープンイノベーションが大きな関心を呼び、その関連経営書もいくつか出されているが、残念ながら、技術的な側面から論じた書物は今のところ皆無である。そこで本書は、今後は単なる技術の先端化では企業を永続させるイノベーションの実現は難しいことを指摘するとともに、従来、経営者の仕事であったマーケットづくりは、技術者が主導権を握るべきであり、製品開発以上にマーケット創造が技術者にとって重要となることを力説する、野心的「ものづくり」論。