この映画は8割が探偵の勘違いのように見えます。
100分中90分は最後のシーンのための序章のようにも見えてきます。
静まり返った神戸の夜にパトカーを追いかけてクラシックなオープンカーがチェイスします。
オープンカーのエンジン音が渋いです。
パトカーのガラス越しに田中美佐子さん演ずる護送中のホステスへ気にするであろう年令と見た目をからませた励ましの言葉をかけるのですが、ユーモアを持って元気づけようとするその心遣いに、ストレートに言えない男の不器用さと優しさを感じます。
刑事の計らいでパトカーが停車し、その横を柴田恭兵さんの乗るオープンカーが寄り添うように停車します。
現状を把握してうなづくことしかできません。
パトカーが走り去ったあと、切なさと安堵感が広がります。
古い映画ですが、かっこいい映画です。
そんなライフスタイルに憧れます。
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